富山大学研究推進機構研究推進総合支援センター生命科学先端研究支援ユニットでは、下記の予定で富山県内の高等学校の生徒を対象とした講座「ライフサイエンスとやま−オープンラボ2019−」を開催しました。 この講座は、平成23年度から26年度まで国立研究開発法人科学技術振興機構のサイエンス・パートナーシップ・プログラム事業(平成26年度終了)として、平成27年度からは学長裁量経費、今年度は「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の支援により「富山大学地域貢献事業」として実施し、高等学校の生徒に大学の高度な施設・設備を利用した「遺伝子」「顕微鏡」「動物」の3つのテーマの探究的学習活動を提供しました。 |
|
ねらい |
|
実施日 | 令和元年8月1日(木)、2日(金) |
会 場 |
富山大学杉谷キャンパス 研究推進機構研究推進総合支援センター 生命科学先端研究支援ユニット ○遺伝子実験施設(講座A) ○分子・構造解析施設(講座B) ○講義実習棟(講座D) |
参加者 |
富山県立魚津高等学校 2年生 9名 富山県立砺波高等学校 2年生 21名 富山県立石動高等学校 3年生 4名 |
講座A | |
テーマ | 遺伝子研究を体験してみよう |
講 師 | 田渕 圭章(研究推進機構・教授) |
T A | 前川 佳太(薬学部) |
目 的 | 大腸菌や高等動物の培養細胞にクラゲ由来のGFP(Green Fluorescent Protein)遺伝子を導入する遺伝子組換え実験を行い、大腸菌や細胞の取扱い操作及び遺伝子組換え実験を理解する。 |
内 容 |
|
講座B | |
テーマ | 顕微鏡で探るミクロの世界 |
講 師 | 平野 哲史(研究推進機構・助教) |
T A | 阪口 和哉(薬学部) |
目 的 | 蛍光タンパク質や特異抗体を用いた細胞の染色実験を体験し、自作標本を蛍光顕微鏡や電子顕微鏡により観察することで、生命科学と顕微鏡の関わりについて学習する。 |
内 容 |
|
講座D | |
テーマ | マウスを使って研究する脳のはたらきと生殖医療 |
講 師 |
高雄 啓三(研究推進機構・教授) 倉林 伸博(研究推進機構・講師) 藤井 一希(研究推進機構・助教) |
T A |
笹川 恵理(大学院生命融合科学教育部) 沼田 和也(大学院医学薬学教育部) 浅野 雄輝(大学院理工学教育部) 藤村 耕平(医学部) 新山 貴仁(医学部) |
目 的 | 脳科学の研究で用いられているマウスの行動解析や、不妊治療に応用されている体外受精などの生殖補助医療技術を実際に体験し、先端科学への興味を持ってもらう。 |
内 容 |
|