平成16年度
サイエンス・パートナーシップ・プログラム事業
実施報告

富山県総合教育センターが、平成16年度の高等学校理科教員を対象とした研修において文部科学省の公募事業「サイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP)」を活用すべく、本学との連携をもとに応募して採択された事業で、生命科学における4つの領域の実習を、生命科学実験センターと当実験実習機器センターが担当した。
(SPP については、文部科学省「科学技術・理科大好きプラン」参照)

事 業 名: 平成16年度 理科教育講座(高等学校)
主   催:富山県教育委員会
主   管:富山県総合教育センター(科学情報部)
共   催:国立大学法人富山医科薬科大学
日時・会場:8月9日(月)9:00-16:00 富山医科薬科大学
 8月10日(火)9:00-16:00 富山県総合教育センター
富山医科薬科大学における実習

 実習A:実験動物の品質管理と動物実験(動物実験)
 実習B:活性酸素とアポトーシス(細胞実験)
 実習C:質量分析装置によるタンパク質と和漢薬成分の分析(蛋白実験)
 実習D:高等動物細胞に対する遺伝子導入実験(遺伝子実験)


実験実習機器センター担当実習
実習C: 質量分析装置によるタンパク質と和漢薬成分の分析
内 容: 講 義
演 習
田中耕一氏の2002年ノーベル化学賞と質量分析
インターネットを利用したタンパク質情報解析
実習1 質量分析装置による生薬主成分の分析
実習2 MALDI-TOFMS によるペプチド・タンパク質の分子量測定
受講者: 7名

開講式| |講義・演習| |実習1| |実習2| |終了

合同開講式
開講式
渡邉 裕司 理事・副学長による開講の挨拶(@遺伝子実験施設)


開講式| |導入| |講義・演習| |実習1| |実習2| |終了


実験実習機器センターでの実習開始
受講者
受講者の皆さんへの実習説明等
スタッフ紹介
スタッフ紹介


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講義と演習
講義の様子
講義:田中耕一氏の2002年ノーベル化学賞と質量分析について
インターネットでタンパク質解析
演習:インターネットを利用したDNAやタンパク質の情報解析


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実習1:質量分析装置による生薬主成分の分析
生薬試料観察
本物の生薬標本を観察(生薬資料提供:和漢薬研究所薬効解析センター

試料導入1 試料導入2
震える手で(?)試料をプローブに取り付け プローブを装置のイオン化部に導入


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実習2:MALDI-TOFMS によるペプチド・タンパク質の分子量測定
試料調製の様子
ペプチド・タンパク質の試料を調製。初めて1マイクロリットルを扱う。

飛行時間型質量分析装置での解析
田中耕一氏の発明を応用した質量分析装置によるタンパク質解析
(質量分析からペプチドマス・フィンガープリント法での同定まで)


開講式| |導入| |講義・演習| |実習1| |実習2| |終了

一日目の終了
集合写真
一日目は無事終了。翌日は総合教育センターでの実習と発表会等。

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実験実習機器センターホームページ| |実験実習機器センターの公開事業等