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低温灰化装置
低温灰化装置
(ヤマト プラズマリアクター PR31)
この装置は、現在使用出来る状態にありません。
【用途の大要】
生物試料に含まれる微量無機元素の定量のための前処理として、目的元素を揮散損失することなく、低温の酸素プラズマによって有機物を穏やかに灰化する装置です。また、灰化装置としてのみならず、高分子材料の表面処理や生物試料の無機成分の状態観察のための前処理などへの応用も可能です。なお、揮発性元素などの灰化の際には、揮散損失の可能性もあります。次の文献などを参考にしてください。
- ぶんせき 2月号 72−77(1976)
- 化学の領域増刊号 No.111 79−111(1976)
- 衛生試験法・注解 563−565、金原出版(1990)
【仕 様】
- 高周波出力:0 〜300 W 連続可変
- 発振周波数:13.56 MHz 水晶発振
- 出力インピーダンス:50 Ω
- 反応管:3チャンバ超硬質ガラス(内径 64 x 160 mm)
【使用上の注意】
【利用料金】
【管理担当者】
暫定改訂(10/1/2005)
生命科学先端研究支援ユニット 分子・構造解析施設(旧実験実習機器センター)