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原子吸光光度計
偏光ゼーマン原子吸光光度計
(日立 Z-5000)
【用途の大要】
生体試料をはじめ、各種の試料溶液中の特定元素(金属)の定量に用いられます。元素を原子化し、その原子蒸気層に導入された特定の波長の光(共鳴線)が吸収される現象を利用して目的元素の濃度を求めます。現在共同利用になっているホローカソードランプで、以下の元素の測定が可能です。
Mg, Al, Ca, Cu, Zn, Ge, Se, Cd, Pt, Pb
【仕 様】
- 測定モード:原子吸光分析(フレーム/ファーネス)、炎光分析
- 測定方式:ダブルビーム法(偏光ゼーマン法)
- 波長範囲:190〜900 nm(全域ゼーマン方式バックグランド補正)
- 焦点距離:400 nm
- 分 散 能:1.3 nm/mm
- スリット幅:4段(0.2, 0.4, 1.3, 2.6 nm)
- 附 属 品:ファーネス分析用オートサンプラー(1〜100 μL)
- 制御・解析部:汎用 PC (Windows 98)
- ガスボンベの開閉及び点火における誤った取扱いは大変危険です。未経験者は、必ず管理担者の指示を受けて下さい。
- ガスボンベは、実験実習機器棟と共同利用棟を結ぶ渡り廊下を北側に出たところのボンベ庫に在ります。
- ガス圧は、ボンベ庫と分析室とで2段階調節するようになっています。使用説明書に従って正しく操作して下さい。
- 点火の際は危険ですので、必ず、ガス漏れや圧力計・流量計の指示の異常などが無いことを確認して下さい。
- 使用状況を備え付けの使用簿に正確に記入して下さい。
【利用料金】
- 予算振替にて徴収します。「料金表」(学内限定)参照
【管理担当者】
暫定改訂(10/4/2011)
生命科学先端研究支援ユニット 分子・構造解析施設(旧実験実習機器センター)