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分光分析室(1)>
旋光計 P-2100
旋光計
(日本分光 P-2100)
【用途の大要】
直線偏光がある種の物質中を通過すると偏光面が回転する。この現象を旋光といい、この性質を示す物質は光学活性物質(旋光性物質)と言われる。
旋光計はこの偏光面の回転角度(旋光度)を測定する。物質の味や香り、殺菌殺虫効果、催寄性などが互いに対掌体の関係にある一対の光学異性体の片方で発現される場合が多いため、薬学領域での物質の光学異性体識別とその定量、不斉合成化合物の光学純度検定等に使用される。
【仕 様】
- 光源:ハロゲンランプ
- 偏光子:ダイクローム
- 測定波長:589nm
- 測定角度範囲:±90°
- 測定精度:±0.002°(〜1°)、±0.2%(1°〜)
- 測定再現性:±0.002°
- 最小表示角度:0.0001°
- 測定方式:対称角振動方式光学零位法
- 最大使用セル長:100mm
【使用上の注意】
- 不明の点は、必ず管理担当者に問い合わせて下さい。
- マニュアル記載の操作上の注意事項に十分注意して下さい。
- 使用状況を備え付けの使用簿に正確に記入して下さい。
【利用料金】
- 利用規定により、予算振替にて徴収します。
「料金表」(学内限定)参照
【管理担当者】
最終改訂(2/21/2023)
生命科学先端研究支援ユニット 分子・構造解析施設