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FACSCanto II
自動細胞分析装置
(ベクトン・ディッキンソン FACSCanto II)
【用途の大要】
流液中の細胞等にレーザー光を照射し、発生する前方散乱光と側方散乱光、最大6種類の蛍光を検出できます。
この装置により、細胞のサイズ分布解析や、蛍光抗体を用いた多重染色解析ができます。
【仕様】
- レーザー光源:蛍光検出器
- 検出感度
- 蛍光:FITC: < 100 MESF、PE: < 50 MESF(MESF: Molecules Equivalent Soluble Fluorophores)
- 前方散乱光:1 μm
- 側方散乱光:0.5 μm
- 流路系
- 自動機能:スタートアップ、シャットダウン、および洗浄サイクル
- サンプル取り込み速度:10,000 イベント/sec
- 最大測定可能粒子サイズ:50μm
- キャリーオーバー(平均): <0.1%
- 制御・解析コンピュータ
・OS:Windows (英語版)
・制御・解析ソフトウェア:FACS Diva
【使用上の注意】
- サンプルに凝集塊などがあるとフロー系がつまるので、メッシュを通すなどして、凝集塊を除いておくこと。
- 使用後に指示どおりフロー系の洗浄を行なうこと。洗浄がきれいにできていないと、次の人が測定できなくなります。
- データはハードディスクに保存せずに、各自、FD、MO、または USB に保存して持ち帰ること。
USB メモリは、事前に各研究室でウイルスチェックを行い、かつ、細胞分析室に備えつけのPCでチェックしてから使用すること。
【利用料金】
- 使用に伴う諸経費は、受益者負担となっています。
- 基本料金および消耗品代を使用簿に基づいて予算振替えします。
「料金表」(学内限定)参照
【管理担当者】
暫定改訂(12/10/2015)
生命科学先端研究支援ユニット 分子・構造解析施設(旧実験実習機器センター)