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全自動元素分析装置

（サーモエレクトロン^*　FlashEA 1112）

【用途の大要】

　有機化合物を完全燃焼させ、生成したガス（CO₂, H₂O, NO₂, SO₂）を定量して C, H, N, S の含有量を測定することにより、医薬品、天然物等の有機化合物の構造解析、同定、純度検定に用います。

【仕様】

　原理：構成する窒素・炭素・水素・硫黄を遊離しつつ純酸素で燃焼させ、過剰な酸素と窒素酸化物、三酸化硫黄は還元銅で除去あるいは還元処理し、最終的に窒素・二酸化炭素・水・二酸化硫黄だけをＧＣカラムで分離後、ＴＣＤ（熱伝導度検出器）により検出して積分定量します。

• 測定方式：ガスクロマトグラフ法
• 検出方法：TCD 検出
• 測定元素：窒素、炭素、水素、硫黄
• 分析精度：C: ±0.3％、H: ±0.3％、N: ±0.3％（He キャリヤー）
• 付属天秤：ザルトリウス社製（最小読み取り 0.1μg）
• 試 料 量：0.1 〜 100mg（サンプルによる）

【利用方法】

＜測定＞