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構造・物性解析系機器|2階>
質量分析室(1)>
質量分析装置 AX505
(日本電子 JMS-AX505HAD)
【用途の大要】
高真空のもとで気化した試料をイオン化させ、分子イオン、及び分解イオンの質量、生成比をマススペクトルとして記録するもので、有機化合物の分子量や構造に関する有力な情報を得ることができます。
【仕様】
- 分解能:25,000(10% Valley)
- 感 度:0.03 ng で S/N 10(ステアリン酸メチルの m/z 293)
- 質量範囲: m/z 1 〜 2300(加速電圧 3 kV)
m/z 1 〜 6900(加速電圧 1 kV)
- イオン化法:EI, CI, FAB
- データシステム:有機成分スペクトル解析装置
【利用方法】
<測定者>
オペレーターのみ
測定依頼する場合には以下の注意事項を守り、所定の測定申込書に必要事項を記入の上、試料、測定用キャピラリーと共に質量分析室(1)に提出して下さい。
PDF ファイル「質量分析測定申込書(MSapp.pdf)」をご利用下さい。(学内限定)
- 不安定な試料の場合は、管理者(澤谷 内線:7176)に相談して下さい。
- 試料は原則として 1 cc のサンプル管に入れ、充分に精製、乾燥処理を行い、大きい結晶はあらかじめ細かくし、繊維状の物は短く切断し、ポリエチレン栓で密封して提出して下さい。
- サンプル管には試料(略称)と申込者を明瞭に記したラベルを付けて下さい。
- 試料は通常1mg あれば充分です。
- 試料秤量の決定や取り扱いの参考にするために、測定依頼申込書はできるだけ詳細に記入して下さい。
特に安定度、融点、対ヒト毒性などは、記入漏れのないようにお願いします。
【利用料金】
- 利用規定により、予算振替で徴収します。
「料金表」(学内限定)参照
【管理担当者】
|質量分析測定申込書(MSapp.pdf)(学内限定)|