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高分解能精密質量四重極Orbitrap MSシステム

（サーモ・サイエンティフィック　Q Exactive Plus）

令和5年度供用変え

　幅広い性能範囲の高分解能精密質量四重極Orbitrap MSシステムで、各種有機化合物の精密質量分析、定性・定量から、メタボロミクス、プロテオミクス、タンパク質の翻訳後修飾解析等の広範な用途に利用可能です。

質量分析部
- 四重極　Orbitrap
分解能：(at m/z 200)
- 17,500 (12スキャン/秒)
- 35,000 (7スキャン/秒)
- 70,000 (3スキャン/秒)
- 140,000 (1.5スキャン/秒)
質量精度：3ppm以内（外部標準法），1ppm以内（内部標準法）
感度
- 500 fg Buspirone (S/N比　100:1): Full Scan
- 50 fg Buspirone (参考データ): SIM
質量範囲：m/z 50～6,000
極性スイッチング : 1ポジティブ&1ネガティブスキャンが１サイクル < 1秒 (分解能35,000モードのとき)
イオン源：HESI
試料導入：直接導入（組込みインフュージョンポンプ）または付属オートサンプラー付 LC による
データシステム：Xcalibur（制御・解析ＰＣ，2nd 解析専用ＰＣ）
LC (Vanquish UHPLCシステム,Quaternary PumpF)
- 耐圧：2-103MPa (1,034bar/15,000psi)
- 送液可能流量：0.001～8.0ml/min
フォトダイオードアレイ検出器 (VH-D10)
- フローセル：10mm flow cell
- 耐圧：60 bar (6MPa, 890psi)

＜ハードウェア＞
・Q Exactive Plus
＜ソフトウェア＞
・基本ソフト：Xcalibur, FreeStyle, QUAL Browser
・低分子構造同定ソフトウェア : Compound Discoverer

暫定改訂（5/8/2023） 　生命科学先端研究支援ユニット分子・構造解析施設（旧実験実習機器センター）