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構造・物性解析系機器|2階> NMR 測定室(2)>
ECX400P
(日本電子 JNM-ECX400P/TIM)
平成18年度発足の大学院生命融合科学教育部において「生命科学先端技術教育システム」が構築され、その一部である「超伝導デジタル核磁気共鳴装置」を当施設に設置して管理運用しています。
【用途の大要】
超伝導磁石(9.39 T)を用いて、1H, 13C, 19F, 31P などの磁気共鳴スペクトルを、パルス・フーリエ変換法によって測定するもので、主として有機化合物の構造決定、動的性質の研究、定量分析等に利用します。
【仕様】
- 測定核種:1H(400 MHz)他、核スピンを有する全核種
- 感度(S/N):1H 220 以上(0.1 % エチルベンゼン)
13C 170 以上(10 % エチルベンゼン)
- 温度可変:室温〜 150 ℃
- 制御解析システム:Windows XP pro / DELTA
- データ解析システム:Windows XP pro / ALICE
【利用方法】
ライセンス制となっているため、ライセンス収得希望者は担当者(澤谷 内線:7176)に申し込んでください。
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注意事項
- NMR 試料管は WILMAD 社製高精度試料管(No.528PP)を使用して下さい。
- サンプルの液高は 4 cm にして下さい(溶媒量は約 0.6 mL 必要)。
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測定者:ライセンス保有者
- ある程度以上の本数の測定を行う職員で、操作法に関する講習を受けた後、検定に合格した者。
- ライセンスを有する職員の所属する講座等の大学院生及び学部学生で、所定の要件を満たし、所属長の承認の下に操作法に関する講習を受けた後、検定に合格した者。
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測定(予約)時間
- 測定の予約は当日のみできます。
ただし、翌日の 8:00 までは前日に予約可。(日付が変わった 0:00 から翌日 8:00 までの予約)
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測定(予約)時間帯 |
コマ割り |
通常測定 |
月〜金曜日 8:00 〜 20:00 |
1コマ30分(最大連続3コマ90分) |
長時間測定 |
月〜金曜日 20:00 〜 翌朝 8:00
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1コマ1時間(最大連続12コマ12時間) |
- 同一研究室が連続して予約することはできない。
- 個人の予約は、一度に複数を予約することはできない。(1つの測定が終わってから次の予約を入れること。)
- 長時間測定については以下のとおりとする。
- 時間外測定時における4時間以上の測定は同一研究室で7日間に2回までとする。
- 12時間を超える連続測定は同一研究室で31日に1回までとし、測定開始の14日前に管理者へ申告しなければならない。
- 長時間測定の回数は3台(300,400,500)を合わせてカウントしてください。(暫定規定)
- 同一研究室による3台(300,400,500)同時使用はできない。
【利用料金】
- 利用規定により、予算振替で徴収します。「料金表」(学内限定)参照
【管理担当者】
暫定改訂(2/12/2016) 生命科学先端研究支援ユニット 分子・構造解析施設(旧実験実習機器センター)