運営の基本方針


from SIC News No.4 (6/16/95)
機器センターニュース第4号(平成7年6月16日発行)
《特集》生化学系部門 よりの引用

生化学系部門発足後の1年間を顧みて

生化学系部会幹事  平賀 紘一

 平成6年3月末に、遺伝子情報解析システムという名目で、多くの実験用機器が実験実習機器センターに導入された。それらの管理のため生化学系部会が設立されたが、昨年度の使用実績調査によると、少々ばらつきはあるものの、多くの機器が利用され、研究に役立っていることが示唆されている。
 機器類については、既に『富山医科薬科大学共同利用施設情報第八号』に紹介されているが、ここでは、これらの機器類を、一層、日常の研究に役立てて頂くため、それらの使用のための手続きなども含めてあらためて紹介することとした。
 生化学系部門は平成6年4月8日に設置され、同日開催された第一回部会では機器類の使用と管理法について討議し、運用の基本方針として、下記のとおりの合意点が了承され、申し合わせ事項とした。
 平成6年度は新設機器類であったこともあり、生化学系部門を大過なく運営することができた。この点に関しては、多大なご協力を賜った世話係諸氏に厚く御礼を申し上げたい。また、今後も更にこれらの機器類が研究に活用されることを念じているので、そのための適切な提案があればご意見を賜りたい。


運用の基本方針

  1. 機器類及び実験室の利用希望講座等の生化学系部会への登録を行う。
  2. 登録後に、初期の運営資金として講座当たり2万円を徴収する。(下に変更有り)
  3. 数種の機器ごとに世話係を選任し、それらの機器の利用者によるサブグループを部会内に作り、利用機器の共同管理を行う。
  4. サブグループに属する講座等ごとに機器の使用法に熟達した責任者を育て、同一研究室に属する利用者の指導を行う。機器類の使用のために必須の経費は利用時間により比例分担する。
  5. 世話係は、機器の使用説明会の開催、利用の規約作り、機器の維持管理に必要な物品購入、利用時間に応じた経費分担の算出と請求などを行う。医学部第一生化学平賀を幹事として選任した。幹事及び世話係は随時部門運営会議を開き、備品の維持管理等につき協議する。
  6. 機器の使用予約は、常識的な範囲で行う。
  7. 使用時間の自己申告は正確に行う。
  8. 使用者の過誤による機器の破損時の修理費用は原則として所属講座等が負担する。

初期運営資金返却について

平成9年1月22日

 平成6年第一回生化学系部会での承認に基づき、本部会が管理する機器を利用する講座全てから、初期運営資金として登録費の名目で2万円を徴収し、発足時の維持費にあてて参りました。しかし、今後数年は機器の維持費の経常的な予算を見込めるようになりましたので、この登録費相当分の各登録講座への返還手続きを司計係に依頼致しました。


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最終変更(4/17/98)