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高速冷却遠心機２

（ベックマン Avanti HP-26XP）

平成21年度新設

【用途の大要】

1. 固定角ローターによる最大３Ｌの高速冷却遠心。
2. 大型水平ローターによるマイクロプレート、コニカルチューブ等の遠心。
3. 専用ローターによるエルトリエーション（遠心場向流法により、細胞をサイズ別に分離する方法）。
   

【仕様】

1. 固定角ローター

   高速冷却遠心機１（J2-MI）用固定角ローターと共用です。
   

   ローター	最高回転数 （RCF）	容量等	備考
   JA-1010,000 rpm (17,700×g)	500mL×6本
   JA-1212,000 rpm (23,200×g)コニカルチューブ専用 50mL×12本	JA-12 ローターは、デュアルロック式です。 先にフタを締め、次にローターを固定します。 チューブは必ずキャップ付新品を使って下さい。
   JA-14	14,000 rpm （30,100×g）250mL×6本
   JA-17	17,000 rpm (39,800×g)	50mL×14本
   JA-21	21,000 rpm (50,400×g)	10mL×18本	スクリューキャップ付チューブ（PC 製） ステンレス製チューブ 肉厚チューブ（PA 製、PC 製）

   註　PP：ポリプロピレン，PE：ポリエチレン，PA：ポリアロマー，PC：ポリカーボネート

2. 水平ローター（All Spin JS-5.3）

   • バケット／キャリアー数：4
   • コニカルチューブ用アダプタ（現有は２種）
     1. 黒色：30mmφ(50 mL)　（7×2）本
     2. 緑色：17mmφ(15 mL)　（18×4）本
   • マイクロプレートキャリアー
     スタンダードプレート　（6×4）枚

3. エルトリエーションローター

   • スタンダードチャンバー
     ・Max 5,000 rpm（2,410 - 3,500×g）
     ・容量 4 mL
   • サンダーソンチャンバー
     ・Max 5,000 rpm（2,890 - 4,230×g）
     ・容量 5.5 mL

【使用上の注意】

• 「予約システム」で予約して使用してください。
  メモ欄に使用ローター名を記してください。固定角ローターは隣接高速冷却遠心機１（J2-MI）と共用です。
• 従来機（高速冷却遠心機１(J2-MI)等）と異なり、駆動軸のローター受けピンが２本になっています。
  ローターの２本のピンを駆動軸の２本のピンに平行に載せてください。
• 水平ローターのバケットは、必ず４個かけて運転します。
  ・マイクロプレートキャリアーの底のゴムパッドが外れやすいので注意して下さい。
• ローター／バケットの取扱に注意を払い、使用後は洗浄、乾燥の後、元の場所へ戻してください。
• エルトリエーター使用希望者は、事前に管理者にお問い合わせください。
  

【利用料金】

• 生化学系の利用規定によります。
• 消耗品は各研究室で用意してください。

【管理担当】

• 五味知治（内線 7175, 7176）