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《新設機器紹介》


形態系部門


マイクロスライサ−(堂阪イーエム DTK-1500)
--------標本作成室--------

【用途の大要】
 マイクロスライサ−は、未固定または固定した動植物の組織等を凍結すること無く、容易に、短時間で切片化するための装置です。
 組織・細胞化学の諸分野では、たびたび組織を種々の反応液中で反応させますが、この際、通常、切片を用います。組織を切片化するための最も手軽な方法は凍結切片法ですが、凍結・融解の過程で細胞の微細構造が破壊されたり、活性が減弱したりするため、出来れば未凍結切片を使用すべきです。マイクロスライサ−により、この未凍結切片の作成が容易になりました。

【管理担当】電子顕微鏡室 川原 昌彦(2764, 2781)


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構造分析部門


Windows NMRデータシステム(日本電子 EXcalibur)
-------- MS 測定室 --------

【用途の大要】
 NMR データ解析システム EXcalibur は、現在使用中の超伝導 FT 核磁気共鳴装置(日本電子 FX-270)の、分光計、超伝導磁石、及び NMR プローブをそのまま使用してコンピュータシステムと周辺機器を最新のWindows PC システムにするためのキットです。
 このシステムの導入により、分解能、感度などに変化はありませんが、測定操作が容易になりました。

【システム構成】


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