第60回 | |
日 時 | 平成22年8月5日(木)午後6時から |
場 所 | 共同利用研究棟6階会議室 |
演 題 | 「血幹細胞の放射線感受性−個体差やiPS細胞の初期分化との関連性について−」 |
講 師 | 柏倉幾郎 先生(弘前大学) |
内 容 |
![]() 本セミナーでは、現在我々が取り組んでいる造血幹細胞の放射線感受の個体差に関与する制御因子探索に加え、放射線のiPS細胞の初期分化に及ぼす影響についても最近の成果を紹介する。 |
第59回 | |
日 時 | 平成22年7月16日(金)午後2時から |
場 所 | 共同利用研究棟6階会議室 |
演 題 | 「生体材料を用いたMSイメージング法の試み」 |
講 師 | 佐藤孝明 氏((株)島津製作所基盤研究所・ライフサイエンス研究所所長) |
内 容 |
![]() 我々は"顕微質量分析装置"の開発を推進しており、レーザーの有効照射径10ミクロン弱でマウス小脳のMSIを行うことに成功している。これらの前処理法、並びに顕微質量分析装置は、動植物を含む様々な組織のターゲット分子のイメージングに応用可能であるとともに、従来法による病理学や薬物動態の解明に加えて強力なツールとなることが期待される。 |
第58回 | |
日 時 | 平成22年6月25日(金)午後5時から |
場 所 | 附属病院2階臨床講義室(1) |
演 題 | 「放射線障害の特徴と発がん」 |
講 師 | 鈴木文男 先生(広島大学原爆放射線医科学研究所特任教授) |
内 容 |
![]() 本講演では、放射線生物研究の現状と課題について説明するとともに、放射線発がん機構に関する新たな考え方を紹介する。 |
第57回 | |
日 時 | 平成22年4月22日(木)午後6時から |
場 所 | 医薬研究棟3階第1ゼミナール室 |
演 題 | 「DNA損傷修復を標的としたがん治療」 |
講 師 | 宮川 清 先生(東京大学疾患生命工学センター教授) |
内 容 |
![]() そこで、今回はDNA損傷の中でも最も重篤な損傷であるDNA二重鎖切断に対する応答経路を中心として、その分子機構に基づくがんの個別化治療の戦略を紹介したいと思います。 |
第56回 | |
日 時 | 平成22年4月14日(水)午後6時から |
場 所 | 医薬研究棟3階第1ゼミナール室 |
演 題 | 「生体の放射線応答機構の鍵を握る一酸化窒素(NO)−バイスタンダー応答/適応応答の機構解明からイノベーション創出−」 |
講 師 | 松本英樹 先生(福井大学高エネルギー医学研究センター) |
内 容 |
![]() |
第55回 | |
日 時 | 平成22年3月31日(水)午後5時から |
場 所 | 共同利用研究棟6階会議室 |
演 題 | 「Function of Diverse Transcriptional Coactivators in Animal Cells」 |
講 師 | Robert G. Roeder 先生(米国ロックフェラー大学教授) |
内 容 |
![]() |
第54回 | |
日 時 | 平成22年2月5日(金)午後5時から |
場 所 | 共同利用研究棟6階会議室 |
演 題 | 「質量顕微鏡による生体組織の分子イメージング」 |
講 師 | 瀬藤光利 先生(浜松医科大学教授) |
内 容 |
![]() 本講演では、我々の質量顕微鏡法の原理と応用による生体システム可視化を発表議論する。 |
第53回 | |
日 時 | 平成21年12月16日(水)午後5時から |
場 所 | 医薬研究棟3階ゼミナール室(1)(2) |
演 題 | 「疾患モデル動物の原因遺伝子同定−LECラットを例として−」 |
講 師 | 安居院高志 先生(北海道大学大学院獣医学研究科教授) |
内 容 |
![]() 本セミナーでは、北海道大学で樹立されたLECラットを例にとり、この方法及びその結果判明した興味深い知見について紹介する。 |
第52回 | |
日 時 | 平成21年12月11日(金)午後5時から |
場 所 | 共同利用研究棟6階会議室 |
演 題 | 「温熱による細胞死の基礎的研究」 |
講 師 | 高橋昭久 先生(奈良県立医科大学医学部) |
内 容 |
ハイパーサーミアによるがん治療はがん組織を41-43℃程度に温めて、がん細胞だけを選択的に排除することを目的とした治療方法である。通常、化学療法や放射線治療と併用されるが、温熱単独でも高い殺細胞効果が知られている。臨床研究と並行して、1970年以来、がんに対する温熱の作用機構の基礎的研究が進み、がんの治療法としてハイパーサーミア治療法は科学的にも優れた特徴が一層明らかになってきた。しかしながら、温熱に対する細胞の生体応答の分子機構についてはまだまだ多くの不明な点が残されている。その一つとして、温熱による細胞死の原因については、再考の余地があると考えている。従来、温熱による細胞死の原因はタンパク質の熱変性と考えられてきた。最近、我々は新たな手法を用いて、DNA二本鎖切断(DSB)こそが細胞死の原因であってもよいのではないかという実験結果を発見した。 本講演では、温熱による細胞死の原因について、従来のタンパク質変性を主因とする論拠を概説し、次にDSBが細胞死の主因とする論拠を紹介する。さらに、温熱によるDSB生成機構、温熱に対する適応応答機構について考察する。 |
第51回 | |
日 時 | 平成21年11月25日(水)午後5時から |
場 所 | 医薬研究棟3階ゼミナール室(1)(2) |
演 題 | 「高知大学で開発した認証型Web申請・審査システム−動物実験計画書および遺伝子組換え実験計画書」 |
講 師 | 古谷正人 先生(前高知大学総合研究センター) |
演 題 | 「Web申請・審査システム導入時に考慮すべき点」 |
講 師 | 衛藤 徹 先生(社団法人高知予防医学ネットワーク) |
内 容 |
![]() 本講演では、高知大学総合研究センターが開発した、これら一連の手続きをより効率的に行う「認証型電子申請・審査システム」について、システムの内容、メリット、運用状況、審査状況、他機関への導入時の留意点等についてお話しするとともに、テストサーバを用いた実演も行います。 |