動物バイオセーフティレベル3実験設備について
富山大学では感染症研究の機能強化として、マウスやハムスターなどを扱える動物バイオセーフティレベル3(ABSL3)実験室の準備が進んでおり、2022年度中に稼働予定です。
ABSL3は高度に安全を保ちながら病原体を扱うことができるため、新型コロナウイルスのような新興感染症を起こす微生物を用いた動物実験が可能となります。ABSL3での研究ができる施設はまだ国内に多くなく、感染症の課題に対する研究ニーズに幅広く対応できるようになります。