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液体窒素貯蔵・取出し設備
 
【用途の大要】
 液体窒素の保存と取り出し
【仕様】
- ダイヤ冷機製(貯蔵タンク、降圧弁、安全弁、圧力計、液払出しライン)
- 最大貯蔵量:2036 kg
- 新規に利用される講座等は予め管理担当者までご連絡ください。
 (年度当初に登録確認を行なっております。)
 
- 利用講習を受けていない場合は本施設を利用できません。
 (ほぼ毎月、新規利用者のための講習会を開いています。)
 
 液体窒素は、沸点が−196℃の低温液体で、測定・冷却用の低温生成、試料作製などに用います。
 取り扱いが容易で、危険性は比較的小さいのですが、適切に取り扱わないと事故につながります。
 以下の記述に十分注意して、安全に取り扱って下さい。
 なお、取出しに予約は不要で、いつでも利用可能です。
【異常時の連絡先:管理室 Ext 7176、教員研究室 Ext 7175】
【取扱上の注意】
- 液体窒素を衣服や皮膚(特に目!)にかけないよう注意を払うこと。
 ・・・・液体窒素の沸点は約 -196℃です!
- 作業中は備えつけの専用手袋を着用すること。
 ・・・・軍手等は液体窒素が浸み込むので危険!
- 換気を充分に行うこと。
 ・・・・国立大学で窒息死事故が発生した例があります!
 
【入り口カードロックの操作】
- 液体窒素取出室のドアは、入退館管理システムで施錠されています。
  
- ドアを開けるには、登録済の職員証及び学生証が必要です。
【容器への取り出し方】
- 換気扇を回す。(換気扇は10分で自動的に止まります。途中で止まったら再度スイッチON。)
 入り口は開けたままにしておく。(ドアは全開にしないと、閉まってしまいます。)
 ※いずれも、窒息などの事故を防ぐためです。
  
 
- 秤の電源ON(赤いスイッチを押す)。
 デュア瓶を計量皿に載せ、安全マーク''○''が出てから風袋引スイッチ(緑色)を押してゼロ表示にする。
  
 
- 専用手袋を着用し、フレキシブルチューブの先端をデュア瓶に挿入し、ゆっくり開閉バルブを開く。
 ※チューブは太口と細口があり、デュア瓶の口径に合わせて選びます。効率を考えて、なるべく太口を使って下さい。
    
 
- 必要量に達したら(1L≒0.8kg)、バルブを確実に閉じ、チューブを元に戻す。
 (この時、チューブが窓ガラスに直接触れないように注意して下さい。)
 
- 液面計の値、その他必要事項を利用簿に記入する。
 秤をOFFにし、電灯を消して退室し、扉をきちんと閉めたか確認してください。
 ※扉は自動でロックされます。
 
【異常時の連絡先:管理室 Ext 7176、教員研究室 Ext 7175】
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暫定改訂(2/26/2021)
  生命科学先端研究センター 分子・構造解析分野(旧実験実習機器センター)