センター長挨拶

生命科学先端研究センター長
笹原 正清

  4月より新センター長を拝命いたしましたので、ご挨拶を申し上げます。
  生命科学先端研究センターは、大学院医学薬学研究部、大学院医学薬学教育部、大学院生命融合科学教育部ならびに和漢医薬学総合研究所が設置されている杉谷キャンパスに位置し、動物実験施設、分子・構造解析施設、遺伝子実験施設、アイソトープ実験施設の4つの教育研究支援施設で構成され、4名のセンター准教授が各々の施設長として施設の運営と研究支援業務を担当しております。五福キャンパスに設置されている「自然科学研究支援センター」とともに、本学の研究推進と支援の拠点として大きな役割を果たしています。
  本センターは、戦略的創造研究推進事業(CREST)、最先端・次世代研究開発支援プログラム、北陸健康創造クラスター等の大型プロジェクト含む、本学を中心に実施されている多種多様な研究の支援活動を行っています。また、教育支援を通した次世代の人材育成、地域産業の活性化等への寄与も重要な活動です。これらの活動を通して、国際的な研究拠点の基盤となるために創造的なセンター運営を目指しています。教育、研究、診療、事務、技術業務等に携わるすべての方々より、ご指導とご意見を頂きますことがセンター発展に必須です。本学が多方面において突出した優れた国際的な教育・研究の拠点として発展してくための共通基盤として、開かれた健全なセンター運営が出来ますように、センターを活発にご利用いただいて、運営その他につきまして多くのご意見とご指導をいただきますようお願いいたします。
  先端生命医療学、分子生命創薬科学、東西統合医療学などの学際的・複合的領域の生命科学先端研究において、国際的レベルの研究拠点形成のための基盤となる組織として、実験施設の保守・改修、老朽機器の更新、ならびに最新鋭の大型機器の導入・運営を行い、高水準の研究支援サービスを提供していくことを使命として業務を遂行して参ります。これまでのセンターに対するご支援に深く感謝いたしますとともに、今後とも、ますますのご鞭撻ならびにご指導を賜りますようお願い申し上げます。
(平成25年5月記)