ユニット長挨拶

生命科学先端研究支援ユニット長
笹岡 利安

 平成31年4月より、研究推進総合支援センター長及び生命科学先端研究支援ユニット長、並びに設備サポート・マネジメントオフィス長を務めていますので、ご挨拶申し上げます。
 「研究推進総合支援センター」は、「研究推進機構」の中で、五福キャンパスの「自然科学研究支援ユニット」と杉谷キャンパスの「生命科学先端研究支援ユニット」に加えて、平成30年度より設立された「設備サポート・マネジメントオフィス」より構成されています。両ユニットとオフィスが協力・連携して,富山大学を始め富山県の産業界にも貢献して成果を全国や世界に発信できるよう、研究設備の公開と使用説明の拡充,及び研究支援に取り組んでいます。また、生命科学研究支援ユニットでは、生命科学分野での研究の推進を支援するとともに、教育や地域社会にも貢献することで、世界と地域に向けて研究成果を発信し、将来を担う人材を育成することに教職員一同で努めています。
 生命科学先端研究支援ユニットは、教育研究推進・支援体制の機能強化と効率化のための組織再編を行い、教員構成を准教授4名、助教2名から教授2名、講師1名、助教2名への改編に取り組み、本年度で配置が完了しました。高度な研究能力を有する教授を中心とする体制のもとで、施設の事情や関連する知識に通じた人材を得て研究支援を行い、多くの研究者へ技術のみならず、高度研究情報の提供などで成果を上げています。生命科学分野の先端的研究の推進を支援する基盤組織として、当ユニットは、「動物実験施設」、「分子・構造解析施設」、「遺伝子実験施設」及び「アイソトープ実験施設」の4施設の枠組みと、機能的で効果的な組織の運営体制を継続して維持していく必要があります。大学の人員組織改革に伴う教教分離により、当ユニットの教員は医学系あるいは薬学・和漢系に所属して、ユニットに主担当として配置される予定ですが、専任教授を中心としたグループ体制による運営で、ユニットの4施設がより一層うまく融合して一体となり、高度な教育研究支援機能を発揮していきますので、引き続きユニット4施設の運営・管理に、皆様のご指導とご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
(令和元年8月記)